キミは小宇宙(コスモ)を感じたことはあるか!?…
「ある~!」と答えるジャン・アルジですwww
冬のソロキャンプで欠かせない事と言えば【防寒対策】
SNS上でも、連日色々な防寒対策の情報が飛び交っています。
テント泊での防寒対策の上位に、ダウンを使用した高級シュラフが出てきます。
あとは、焚き火やストーブ関連でしょうか?
これが、ハンモック泊の場合は「アンダーブランケット」がダントツの1位です。
高級ダウンシュラフを買うより、アンダーブランケットを買った方が、防寒効果は高いです。
値段的にも、ハンモック+アンダーブランケット<高級ダウンシュラフになるので、トータルのコスパも良いですwww
ジャン・アルジの組み合わせは
DDフロントラインハンモック&DDアンダーブランケット
同一のメーカー品なので、装着感ももちろんジャストフィット!!
DDフロントラインハンモックに、他メーカーのアンダーキルトも一応合うみたいです。
取り付け方に多少の違いはありますが、防寒の原理は一緒になります。
今回のブログでは
DDフロントラインハンモックとDDアンダーブランケットの組み合わせで解説していきます(‘◇’)ゞ
「ハンモックとタープより、テントの室内の方が暖かくして寝れる」
と思うでしょう?
DDアンダーブランケットのスペック&特徴
DDアンダーブランケットというのは、一言で説明すると【ハンモックの下に装着する毛布】です。
ハンモック泊でもテント泊でも、冬のキャンプで地面からの冷気に対する底冷え対策は必須になります。
DDアンダーブランケットは、ハンモック用の底冷え対策に有効な道具になります。
まずは、DDアンダーブランケットの基本スペックから確認していきましょう!
ブランド:DD Hammocks
商品名:DD Underblanket
サイズ:約200cm x 124cm(展開時) 約30cm×20cm×20cm(収納時)
重量 :950g
素材 :リップストップナイロン
中綿 :合成シルク(200gsm)
2012年以降に生産された全てのDDハンモックに適合されているという点です。
例えば、DDフロントラインハンモックからDDトラベルハンモックに乗り換えたとしても、アンダーブランケットはそのまま使用することが可能です。
しかも、装着感も問題なし!!
後に解説しますが、ハンモックへの取り付けもめっちゃ簡単w
コットみたいな、多少の力任せな取り付けは一切ありません。
また、冬のキャンプを快適に過ごす(寝る)場合、テント泊だと、テント本体にコットにマット。
寝袋に防寒着の重ね着など、防寒対策の荷物が多くなりがち。
対して、DDアンダーブランケットの本体は約950g。
余程の極寒でない限り、DDハンモック本体、DDアンダーブランケット、寝袋、風よけのタープで十分事足ります。
寝袋も、ジャン・アルジは中華性の化繊シュラフを使用しています。
念のために、寝袋の中に入れるインナーシュラフも持参します。
これらの装備であれば十分です。
この様に、冬のキャンプにハンモック+アンダーブランケットを選択した場合、荷物の軽量化やコンパクト化にも繋がります(‘◇’)ゞ
でもジャン・アルジは原付キャンプなので、基本積載出来ればOKな考え。
今のところ変更予定はありません(´艸`*)
この様に、DDアンダーブランケットには、
☆簡単な取り付け方法
☆サイト設営の時短
☆荷物の軽量化
☆優れたコストパフォーマンス
といったメリットが挙げられます(*’▽’)
DDアンダーブランケットの取り付け方
では、本題の“DDアンダーブランケット”の取り付け方法を解説していきましょう!
文章と画像で説明すると、どうしても長くなってしまいますが、実際には5分もかからない作業です。
初めてアンダーブランケットを装着する方は、このブログを片手に、ゆっくりと装着してください(‘◇’)ゞ
★初めに、各部の名称について
アンダーブランケット本体を収納袋から出すと、色んなコードやカラビナがすでに付いている状態になっています。
各パーツの名称は下記の通りです。
このアンダーブランケットを、弾性コードでループに通してカラビナで引っ掛け、ハンモックの下部に覆いかぶせるように取り付けます。
両端にあるカラビナを取り付け、DDハンモックの下に吊るす
①②と⑦⑧のカラビナを、DDハンモックの両端から出ているコードに引っ掛けます。
ジャン・アルジは、
設営したハンモックの上にアンダーブランケットを広げて、
①②⑦⑧のカラビナを引っ掛け、
アンダーブランケットを下ろす・・・の手順です。
この方法だと、地面に付かず汚れる事がありません。
DDハンモックのループにコードを通し、カラビナを取り付ける
DDハンモックの本体には、4か所のループが付いています。
アンダーブランケットで使用するコードは、③~⑥。
各番号の上の方に、ちょうどハンモック本体のループがあるイメージです。
③のコードをハンモックのループに通して、⑨のループにカラビナを取り付ける。
⑤のコードをハンモックのループに通して、⑨のループにカラビナ取り付ける。
反対側の④⑥も同様にループに通して、⑩のループにカラビナを取り付けます。
4か所のドローコードを調整
この状態ですと、ハンモック本体とアンダーブランケットとの間に隙間があります。
⑪⑫のドローコードを調節し、両端の隙間をなくします。
⑬⑭のドローコードを調節し、前後の隙間をなくします。
この調節の注意点として、
アンダーブランケットの外周(画像黒い太線)がハンモックに密着していると、風が入ってこないのでGOODです。(特に両端)
が!
アンダーブランケットをハンモック、全体が密着してしまうと逆に防寒対策としては、効果が半減になります。
アンダーブランケットとハンモックとの間に、空気の層が出来るようなイメージで、ドローコードを装着してください。
これで、アンダーブランケットの取り付けは完了です(‘◇’)ゞ
DDアンダーブランケットの防寒の原理
DDアンダーブランケットは、ハンモックの下部分を覆いかぶせるように装着し、防寒性を高めるアイテムです。
寝袋を使用して寝る場合、ハンモック泊に限らず、自分の体重で寝袋のダウン(基層部分)が圧迫して潰れてしまい、空気の層が薄くなってしまいます。
本来なら寝袋のこの空気の層を、体から発する放熱で暖かくすることで、保温効果が得られるのですが、体重がかかる部分に関しては、どうしても空気の層を圧迫してしまいます。
これがテント泊の場合だと、寝袋の下にエアーマット・銀マット・コットなどを敷いて、地面からの冷気を防ぐと同時に、体重がかかる寝袋の基層部分の圧迫を緩和して、保温効果を高めます。
これに対してDDアンダーブランケットの場合は、寝袋の基層部分の圧迫を緩和する対策ではなく、
本体とアンダーブランケットとの間に、新たに空気の層を作りだすのです。
※上記で、ハンモックとアンダーブランケットが密着しすぎると、防寒効果が半減すると記載したのは、この為です。
自身の体重がアンダーブランケットにかかる事がないので、新しく作った空気の層も圧迫されません。
もちろん、アンダーブランケット自体の空気の層の潰れません。
★この新しい空気の層を、体からの放熱で温める。
★DDアンダーブランケット自体で、地面からの冷気を防ぐ。
★さらにハンモックは宙に浮いているので、地面から離れており冷気も届きにくい。
テント泊に比べて少ない道具で、大きな防寒対策がとれることが、ハンモック泊の魅力でもあります。
ちなみに、DDアンダーブランケットにサーマレストなどのマットを入れる必要はありません。
余計な隙間が出来てしまい、充分な保温効果が期待できません。
冬のハンモック泊では、マット類を入れないほうが、体がアンダーブランケットに程よく密着するので、暖かく寝れるでしょう。
DDアンダーブランケットの使用レビュー&まとめ
実際に上記で紹介した装備で、気温0度~-2度の環境下でハンモックをした時の感想です。
シュラフの中に、インナーシュラフ。
DDタープをAフレームで設営し、防風対策。
リッジライン(木と木との間にロープを渡らせる)にタープを被せる形で、Aフレームを設営しています。
雪が積もったりはありませんし、川が凍る事もありませんw
手持ちの温度計で0℃は確認しましたが、一番冷え込んだ時は、おそらく―2℃くらいにはなっていたのではないでしょうか??そしてなにより、ジャン・アルジが極度の寒がりという見逃せない点!(^^;)
家族の中でジャン・アルジ1人だけ寒がっている場面が、多々あるほどの極上の寒がりwww
空前絶後の寒がりのジャン・アルジにとって、冬のキャンプはまさしく「挑戦」でした(‘◇’)ゞ
化繊シュラフとフリースのインナーシュラフ。
どちらとも、高級シュラフには程遠い価格のシュラフですw
・裏起毛のインナー上下(warkman)
・薄手のインナー用のダウン上のみ(warkman。下は履かずw)
・メリノウールの靴下(warkman)
・腰にカイロ1枚
安定のwarkmanで揃えています(´艸`*)
その後、焚き火の鎮火を見届ける時間、風が体を攻撃しまくりで寒すぎて寒すぎて・・・www
時折、隙間風が身にしみるぜぃ!程度。
30分くらい経つと、腰のホッカイロの効果なのか??
体がポカポカ温かくなるのを感じました。
ハッキリ言って、寒さを感じることなく、そして、寝すぎましたwww
ハンモックのキャンプは、工夫次第で冬でも快適に寝る事が出来ます。
高級ダウンシュラフやコットなど、揃える道具のコストも抑えれるし、品数も少なく軽量化にもなります。
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